フレンチブルドッグは本当に飼いやすい犬種か

フレンチブルドッグは、遊ぶことが大好きで体力もありますが、人懐っこい犬種のため飼いやすいとされています。
しかし、飼う上ではフレンチブルドッグならではの注意点もあるため、必ずチェックしてから子犬を迎えましょう。


・「室内犬」などいない
「子犬や、もともと体が小さい個体であれば散歩に行かなくても良い」と考えている方も少なくはありません。しか、フレンチブルドッグを含めて散歩に行かなくても良い犬種などいないという事を認識しておくことが大切です。
散歩に行ってあげなければ運動不足となり、骨が弱ってしまったり肥満の原因にもなります。そして、一番の問題は室内に閉じ込められていることによるストレスです。
天候や飼い主さん、フレンチブルドッグの体調などにより、毎日行くことは難しいこともあります。しかし、基本的には散歩に連れて行かなければならないものであると認識しておきましょう。フレンチブルドッグは体力があるため、1日30分程以上の散歩が理想的です。

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・室内では、どの様に過ごす?
飼い主さんが目を放す際や、お留守番をさせる際にはサークルに入れてあげましょう。
トイレのスペースを除き、フレンチブルドッグが手足を伸ばして寝ることが出来る程度の広さが良いでしょう。実際には手足を丸めて寝るのですが、体を回転させることが出来る広さが必要なのです。
子犬のうちは小さなサークルを準備する方が多いのですが、成長は早いためすぐに狭くなってしまい買い替えることになるでしょう。早い段階で、大きなサークルを購入することをおすすめします。
そして、重要な点は夏の室温です。フレンチブルドッグは暑さに弱く、室温が上がると熱中症となり命に関わります。
徐々に気温が上がり始める5月頃から、9月の末まではクーラーを付けたままで過ごさなければなりません。

・飼う時に準備をしておきたい事
フレンチブルドッグを飼う前・飼い始めてからも、インターネットや本などで情報収集を続けましょう。病気や飼育方法など、新しい情報が発信され続けています。
また、身近にフレンチブルドッグを飼っている飼い主さんが居る場合は、飼い方のアドバイスや経験など話を聞くこともおすすめです。実体験ほど確かなものはありません。
飼い始めた早い段階で、掛かり付けとなる動物病院・獣医さんを見つけておく事も大切です。万が一の時には大切なフレンチブルドッグの命を預けることになります。本当に信頼できる病院を見つけましょう。


・まとめ
フレンチブルドッグは、性格が温厚で人懐っこいことから、飼いやすい犬種ではあります。甘えん坊な性格で、飼い主さんと遊ぶことも大好き、一緒に暮らせば非常に楽しい毎日を送ることが出来ます。
しかし、室温の管理、それに伴う金銭面の負担、皮膚が弱いという特徴もあるためケアも欠かせません。毎日のケアや病気に関する知識を深め、健康に過ごしてもらえるように飼い主さんの努力も必要です。