観察が必要!すっぽんの病気とは

もしも飼育しているすっぽんが、病気になってしまう場合があります。
すっぽんの病気は菌による発病が多く、見た目に症状が分かりやすいことが特徴。
主な病気と、対策を紹介します。

細菌性の疾病

細菌性の病気では、腹部に斑点や、皮膚に激しい炎症を起こします。
通常すっぽんは警戒心が強く、人が近付くと逃げるように動きます。
しかし、動き回るはずのすっぽんが動かなくなくなるなど、動き自体に変化も見られます。治療方法は、抗菌剤などを投与するという方法です。

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ムコール病

カビ菌によって引き起こされる皮膚病の一種です。
ムコール病は甲羅に白斑が見られ、皮膚が壊死していきます。
紫外線不足によって引き起こされるため、日光浴で予防をする必要があるのです。
すっぽんは自ら紫外線を浴びることが少ないため、無理にでも陸に出して日光浴をさせてあげましょう。

皮膚ぐされ病

すっぽんは2匹以上になると噛み付き合う習性があります。皮膚ぐされ病は、すっぽん同士の噛み傷によって引き起こされるケースが多い病気でもあるのです。
そのため、すっぽんが傷付かないよう、1匹ずつ水槽に入れるなどの対策を行いましょう。

すっぽんもペット保険に入れる?

もしも、すっぽんをペットとして飼育している場合、ペット保険に入ることも検討しておきましょう。
すっぽんも加入することが出来るペット保険は、日本アニマル倶楽部株式会社の「プリズムコール」という種類のペット保険。
この保険は、15歳未満の亀は加入することが可能な保険です。保険料は月額1,450円からとなっています。ペット保険としては低価格ですね。

生態の管理が難しく、様々な病気にかかる可能性のあるすっぽん。
ペットとしても、養殖としてであっても、健康に過ごさせてあげられるように注意深く観察をすることが必要になるのです。